安全のための取り組み

ACTION FOR SAFETY

「武州交通なら安全だ」と
心から信頼していただくために

安全に対する想い

安全に関する想い ~社長より~

当社では、「お客様にとって良い運転」とは まず第一に「事故の無い運転」と位置づけております。 そして、事故がないだけではなく、「武州交通興業なら安心だ」と感じていただけるくらいの信頼感があってこそ、心地よい移動が可能になります。 当社では、事故ゼロが継続するよう様々な取り組みを行っております。

運転技術向上のための取り組み

ドライビングスクール開講!

毎週土曜日提携教習所にて、4時間の当社オリジナル教習を受けていただいています!

当社提携教習所にて毎週土曜日に4名ずつ、当社オリジナルの教習を受けていただいています。たとえば、運転に慣れきっている運転者が陥りやすい罠を用意し、方向転回やバス停付近での停止などの実技を通じて、何気ないことだけど大事なポイントを実体験させることで、安全の重要性を改めて認識してもらいます。
ベテランであっても常に初心に帰ることを気づかせるカリキュラムです。今後も、在籍する運転手全員の受講に向け、取り組んでまいります。

入社時新入講習

ベテラン指導員が運転技術も心構えも責任を持って指導いたします!

ベテラン指導員が運転技術も心構えも責任を持って指導いたします!
当社では、入社していただいてから10日間は新入社員さん全員に共通した講習を受講していただいています。
まずは座学で①~⑦までを学び、あとは9日間、教習に協力して頂いている施設等のベテラン乗務員の同乗指導を行います。

<初期教育で学ぶ事項>

  • 社員としてもとめられるもの
  • 業界の現状と会社の概要について
  • 業務上の心得え
  • 就業規則・給与について
  • 安全運転と事故防止について
  • 車両関係及び乗務員の心得について(ベテラン乗務員実技含む)
  • 車両の点検・整備について(実技含む)

※一般乗用旅客事業のカリキュラムとは異なります。

貸切バス運転者講習

合宿による実地研修を実施し
運転技能と接遇サービスを磨いています!

貸切バス運転者については、様々な条件下での走行に対する運転技能、乗客の安全確保および快適な乗車を提供するためのアナウンス話法や接遇サービスの向上を図るために、高速道路等の路上や運転教習場において合宿での実地教習を実施しています。

安全意識向上のための取り組み

事故情報等の最新事例の共有

最新の情報を仕入れ、常に全社員で共有し、安全への意識を高めています!

適宜、ニュースで報じられた実際に起きた事故や、その他の安全運行に関する最新の情報を各営業所に配信しています。
各営業所では、このニュースをもとに、点呼やその他研修の機会において活用しています。
情報源としては、新聞、テレビ、インターネット等の速報性のある媒体、また、関東運輸局報、東京交通新聞などの専門誌から得ています。

安全標語の作成!

「慣れと過信は事故のもと 基本動作で事故防止」
安全標語を毎朝、全員で唱和し、安全について社員みんなが、心掛けています!

「慣れと過信は事故のもと 基本動作で事故防止」という標語を当社の2023年度安全標語として設定しました。この標語は年度初めに、本社をはじめ各営業所の個々人から候補となる標語を募り、選定委員会にて最優秀作品に選ばれたものを会社の安全標語【安全基本方針】とするものです。この標語は、毎朝の点呼時、管理者会議の開催時に全員で唱和し、常に安全の意識を持ち、心の中に刻み込んでいます。

交通安全カード

事故が無いのが一番!
事故が起きたとき対応できるのもプロの仕事です!

武州交通興業では交通安全カードという名刺大サイズのカードを個々人が携帯しています。カードの表面には上記の安全標語【安全基本方針】、会社の連絡先電話番号、裏面には、事故が発生した場合の対応手順が記載されています。万が一事故が発生した場合、運転手も気が動転することが想定されるので、とっさの判断が出来なくなる可能性があります。また、マニュアルなどを探している間に時間がだけが経過することも考えられます。そこで、さっと財布やカードホルダーから手早く取り出して、やるべき必要最低限のことを確認します。

安全のための車両設備

ドライブレコーダーの活用

全車にドライブレコーダーを導入!
事故発生場面を録画し、事故の再発防止に努めます!

当社で稼働している全車両において、ドライブレコーダーが装着されております。事故が発生した場合や、クレームなどがあった際は、その事実関係を確認する客観的な証拠を収集する手段として活用し、また、実際にその録画の状況を当該運転手と確認しあうことで、実効性のある指導を行うことが可能です。データは録画機能とGPS機能との連動により、実際に車両が移動した記録も取ることが可能です。各営業所では、事故発生時のみならず、適宜、録画状況をモニターすることで、運転手の普段の運転状況を確認しています。

バックモニターの設置!

車両後部にはバックモニターを装着!
後退時の事故を防ぎます!

大型車両ですので、バック時に死角が発生しがちです。その死角を無くし、事故を防止するために当社のバスにはバックモニターを導入しています。
ヒューマンエラーを防止するオリジナル研修と加えて後退時の完全事故ゼロを目指します!

デジタル・タコメーターの設置!

デジタル・タコメーターを順次導入中!
運転の質の向上を図ります!

運転者の運転傾向や走行状況を様々な角度から記録できるデジタル・タコメーターについて、先ずは貸切・観光バスと優先度が高い送迎車両から順次導入を進めております。
そのデータを分析し、結果に基づいて指導を行う事で、走行の安全性と快適性の向上に繋げてまいります!

停車時輪留めの励行!

もしもの事故も予防できてこそプロ!
0.1%の確率でも事前に対策します!

停車時に車両が勝手に動いていしまわないように、武州交通興業では停車時の輪留めを行っています。
めったに起きるわけがないと考えがちですが、たとえ0.1%の確率でも事前に防止できるものにはすべてに対策をします!

健康管理のための取り組み

年一回の健康診断&産業医を配備!

安全運転は乗務員さんの心身の健康から!
内科医と精神科医を産業医として委嘱!

運輸事業者には年一回以上の定期検診が義務付けられていますが、武州交通興業ではさらに産業医と契約し、体調に不安がある場合はすぐに相談できる体制を整えています。
特に最近では、生活習慣病等の改善の指導にも力を入れています。
また、2016年からはメンタル担当の産業医を設置しています。

健康起因事故を未然に防止するための取り組み!

乗務員の体調管理における、ヘルスケア機器の活用!
安全標語を毎朝、全員で唱和し、安全について社員みんなが、心掛けています!

日々の運行業務において、突然の体調不良による事故(いわゆる健康起因事故)は絶対に避けなければなりません。体調を客観的に把握するために携帯心電計を本社営業所に装備し、乗務員は日頃の健康状況を確認すると共に、体調不良の際は心臓疾患に起因するものであるか否かの判断材料として使用しております !

モチベーションアップのための取り組み

安全運転表彰制度の実施!

事故も病もマイナスな気持ちから!
表彰によるモチベーションアップで事故0を目指します!

武州交通興業では、毎年警察署からの表彰と社内での表彰の2つを行っております。 警察署からの表彰では各所轄の認定基準を受けて、社内でその条件に合致する者を推薦する形で表彰します。また、社内の独自の選定要領は、一定期間無事故無違反であるものの中から、入社年数、併せて、日頃の安全運行に取り組む姿勢などから優秀者を選定し、毎年2名を表彰しています。賞状と賞金の授与が実施されます。

平成28年3月度、契約社員を全員正社員へ!

気持ちの乱れは、待遇の不安定さから!
平成28年3月、全員安定の正社員化達成!

平成28年3月度に既存のすべての契約社員を正社員へ移行させ、新規採用者も正社員として処遇しました。現在、正社員を希望する者に対しては、入社後3か月間の試用期間を経て、入社後1か月、2か月、3か月目にそれぞれ見極め基準に達しているかの面談を実施し、4か月目に正社員としての登用することとしています。よって、現在、当社においては、嘱託者、パートタイマー社員は除いて、期間を定めた契約社員はおりません。1年ごとの有期契約としないで、身分を安定化することによって、日々の安全運行業務にまい進してもらいたいとの願いからです。

運輸安全マネジメント

平成18年10月から、自動車運送事業関係法(道路運送法及び貨物自動車運送事業法)の一部を改正する法律が施行され、運輸安全マネジメントが導入されました。当社では施行まえより準備を行い、社長を本部長とする「安全本部」を立ち上げ、輸送の安全性を高めていくとともに、安全マネジメント導入の礎を築いてまいりました。又、安全管理規定の制定・安全統括管理者の選任に併せて、運行に纏わる様々な諸規定の見直しを行い、全従業員に周知徹底し、輸送の安全確保を最優先に、高品質なサービス提供と快適な輸送環境を築くことにより、公共交通機関として地域社会に貢献する企業活動を推し進めてまいります。

国土交通省による運輸安全マネジメント評価を受けました。

当社では令和3年10月に国土交通省の運輸安全担当官による運輸安全マネジメントが実施されました。
※詳しくはこちらをご覧下さい。

Ⅰ.輸送の安全に関する基本的な方針

2023年度 安全基本方針
『慣れと過信は事故のもと 基本動作で事故防止』

  • 社長は運輸の安全の確保が事業経営の根幹であることを深く認識し、社内において輸送の安全に主導的な役割を果たしてまいります。また現場における安全に関する声に真摯に耳を傾ける等、現場の状況を十分に踏まえつつ、社員に対し、輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底させます。
  • 輸送の安全に関する計画の策定、実行、チェック、改善(Plan.Do.Check.Act.)を確実に実施し、安全対策を不断に見直し、全社員が一丸となって業務を遂行する事により、絶えず輸送の安全性の向上に努めます。また輸送の安全に関する情報については、積極的に公表致します。

Ⅱ.輸送の安全に関する目標(安全目標)及び目標の達成状況

※2022年度(2022年4月1日~2023年3月31日)の取組について

◇輸送の安全に関する目標及び当該目標の達成状況(2022年度)

(1) 重大事故:0件(2021年度:0件)
(2) 事故件数:0件(2021年度:0件)
※前年度有責事故件数に対して、目標数値(0件)を達成しました。

Ⅲ.事故に関する統計

※自動車事故報告規則第2条に規定する事故に関する統計

◇2022年度(2022年4月1日~2023年3月31日)

報告件数 …………… 0 件(前期比±0 件)

<内訳>
①衝突死傷事故 …… 0 件(前期比±0 件)
②健康起因事故 …… 0 件(前期比±0 件)
③車両故障事故 …… 0 件(前期比±0 件)

◇2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)

報告件数 …………… 0 件(前期比±0 件)

<内訳>
①衝突死傷事故 …… 0 件(前期比±0 件)
②健康起因事故 …… 0 件(前期比±0 件)
③車両故障事故 …… 0 件(前期比±0 件)

Ⅳ.輸送の安全のために講じた措置及び講じようとする措置(重点施策)

輸送の安全の確保が最も重要であるという意識を徹底し、関係法令及び安全管理規程に定められた事項を遵守します。また、輸送の安全に関する費用支出及び投資を積極的かつ効率的に行うよう努めます。

【2022年度の取組実績】

(1)「交通安全運動」
■事故防止を目指して、年3回「交通安全運動」を実施した。

運 動 名 期 間 日 数
春の全国交通安全運動 4/6~4/15 10日間
秋の全国交通安全運動 9/21~9/30 10日間
TOKYO交通安全キャンペーン 12/1~12/7 7日間

■会社トップ及び安全統括管理者による職場巡視の実施

巡 視 実 施 状 況
代表・役員による職場巡視 交通安全運動期間(年3回)以外にも安全重点施策を直接、現場に伝達するため、適宜全営業所を複数回巡回した。
安全統括管理者による職場巡回 代表取締役巡視時に同行するほか、安全統括管理者単独による営業所巡回を年12回実施した。

■法令遵守に対する意識の向上

運転記録証明書を取得
(運転者:104名)
全運転者の運転記録証明を取得し、交通事故及び違反の有無の確認を行い、交通事業従事者としての安全意識の向上を図った。

Ⅴ.輸送の安全に係る情報の伝達体制その他の組織体制

輸送の安全に関する情報の連絡体制を確立し、社内において必要な情報を伝達、共有します。

そのために
(1)輸送の安全確保について、別掲の「安全管理体制」を構築しております。
(2)安全統括管理者は安全運行部長「濱田 興紀」が担当し、経営トップと緊密な連携を図っております。

【2022年度の取組実績】
■ 情報の共有及び報告・伝達のための会議体の実施

会議体 期 間 開催回数
管理者会議
(代表取締役、社内管理者で構成)
・安全に関する取組み状況の共有、諸施策の通知
・各営業所からの報告(輸送の安全に関する取組み及び課題)
 年12回

Ⅵ.輸送の安全に関する教育及び研修の実施状況

輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し、これらを適確に実施しています。

【2022年度の取組実績】

(1)運転者に対する運転適性診断の実施
独立行政法人自動車事故対策機構が実施する適性診断を受診させ、安全運転の意識を高めた。

(貸切バス)

種 類 一般診断 初任診断 適齢診断 特定Ⅰ・Ⅱ 受診者数
合計
対 象 3年に一度
受診
新たな雇用者 高齢運転者
(65歳以上)
事故惹起者等
人 数  8名 33名  0名  0名 41名

(2)運転者教育の実施
➀社内及び社外機関による教育・研修の実施

研修等の名称 対象者 内 容
新人講習
(新規採用運転者)
新任運転者
(貸切バス運転者としての選任対象者)
  • 座学4日間、10時間以上
  • 実技3~5日間、1名あたり20時間以上実施
いすゞ自動車による
中型・大型研修
運転者及び整備管理者
  • 座学及び実技教習を実施[座学]
    ①日常点検の重要性
    ②安全運転について

    [実技]
    ①日常点検の仕方
    ②バスの構造的特徴と安全運転

(3)運行管理者研修の実施

研修名 主催 受講・参加者
運行管理者一般講習 独立行政法人
自動車事故対策機構
該当の運行管理者が受講
運輸安全マネジメントセミナー 国土交通省関東運輸局 本社管理部門より該当セミナー(リスク管理)に2名が受講

Ⅶ.輸送の安全に係る内部監査の結果並びにそれに基づき講じた措置及び講じようとする措置

輸送の安全に関する内部監査を実施し、必要な是正処置又は予防処置を講じました。

(1)社内監査

営業所 実施日 講じた是正措置又は予防措置
本社営業所 2023年 3月 7日(火) 運行管理業務が適切に行われているか業務点検を実施。不備事項を指摘し、改善を指示すると共に再発防止に向けて指導しました。
瑞穂営業所 2023年 3月 8日(水)
東京城西営業所 2023年 3月 3日(金)
東京城南営業所 2023年 2月15日(水)
埼玉中央営業所 2023年 3月 1日(水)
越谷営業所 2023年 2月27日(月)

(2)内部監査

実施日 講じた是正措置又は予防措置
濱田安全運行部長
(安全統括管理者)
2023年 3月30日(木) ・事故抑止に向けて、各営業所が設定した目標の遂行状況、施策の実施状況
を逐次把握
・発生した事故内容の迅速な社内共有
鈴木代表取締役 2023年 3月30日(木) ・事故特性の把握、分析結果にフォーカスした個別防止策の実施
・標準マニュアルに基づく、管理業務の全社共通化

Ⅷ.人員体制及び貸切保有車両

● 保有車両に関する情報

車両数 年式 ドライブレコーダー デジタルタコグラフ
最 新 最 古
大 型 11両 2019年 2003年 11台 10台
中 型 23両 2020年 2002年 23台 15台
小 型 22両 2019年 2003年 22台 11台

●人員体制に関する情報

◇ 運転者

正規雇用 正規雇用以外 合計
 92人  12人 104人

◇ 運行管理者・整備管理者・運行管理補助者・整備管理補助者

運行管理者 運行管理補助者 整備管理者 整備管理補助者
42人 14人 16人 36人

安全運行規定

武州交通興業の乗務員は、下記の事項を遵守し、事故のない安全な運行に努めます。

  • 最高速度の遵守及び道路状況に適応した安全速度を励行する。
  • 割り込み及び無謀な車線変更の禁止。
  • 安全な車間距離を保持する。
  • 脇見運転の禁止。
  • 周囲の状況に注意し、それに応じた運転操作を励行する。
  • 事故など異常事態発生時における緊急措置、旅客の退避等を励行する。
  • 車両故障時における適正な応急措置を実行する。
  • 踏切通過時は手前で必ず一時停止し、安全を十分に確認して通過する。
  • バック時は後方の安全確認の徹底、車掌が乗務する車両は車掌が運転手と連携をとって下車誘導する。
  • 交差点右左折時は歩行者・自転車・他車の動向に十分注意する。
  • 狭路での飛び出し注意・すれ違い時の譲り合いをする。

安全管理規定

別掲の「安全管理規程」を参照下さい。

輸送の安全に関する組織体制

輸送の安全確保について、別掲の「安全管理体制」を構築しております。
なお、安全統括管理者は濱田安全運行部長が担当し、社長と緊密な連携を図っております。

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